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プラトニック不倫は不倫と呼べる?既婚者との肉体関係のない恋愛について

近年、耳にする機会が増えた「プラトニック不倫」という言葉。

肉体関係を持たない「プラトニック不倫」をしている既婚者の男女が増えつつあるこのご時世で、プラトニック不倫が「不倫」に当てはまるのか否か判断できずに悩んでいる人が多くいると言われています。

身体の関係がないということで「不貞行為」には当たらないものの、「不正行為」の可能性が出てくるプラトニック不倫の疑問について解説していきます。

あらためて知りたい、プラトニック不倫とは?

肉体関係を持たず、精神的な繋がりを尊重する愛を意味する「プラトニックラブ」から派生した言葉であり、最近の既婚者たちがハマる新しい不倫の形として注目されている「プラトニック不倫」。まずはこの意味について説明したいと思います。

〈プラトニック不倫とは?〉

お互い好意を抱いていることを認識しながらも、食事やデートをするだけ。キスやセックスなど肉体関係を求めず、目を合わせて手を繋ぐだけで幸せを満たす既婚者との恋愛がプラトニック不倫。少女マンガや青春ドラマのような淡いトキメキを味わえるピュアな恋愛を体感できるため、夫婦生活にマンネリした既婚者がハマってしまう傾向があるようです。

〈プラトニック不倫のメリットとは?〉

将来を見据えた関係を築くのが難しいとされるプラトニック不倫ですが、双方の合意があれば長続きしやすいという利点があります。例えば男性視点からすると、「身体の関係がない=愛する女性の全てが手に入らない」という絶妙な距離間が男心を飽きさせません。女性視点で見ても、肉体関係を持たないことから妊娠するリスクがないため、余計な心配をする必要がなくなります。純粋な「恋愛」を楽しめるプラトニック不倫は考え方によっては男女共にそれなりのメリットがあると言えます。

既婚者でありながら別の相手と恋愛感情を持つプラトニック不倫は、個人によってそのベクトルや価値観が異なるため定義にも様々な見解があるのが現状です。

手を繋ぐだけで満足する既婚者の心理とは?

心の繋がりを求めるプラトニック不倫を選ぶ既婚者の心理の裏側には、どのような思いがあるのでしょうか。通常の不倫と違う感覚で捉えるからこそ見えてくる深層心理をまとめてみました。

■ 不倫への罪悪感を薄めたい

相手に捧げる愛情は嘘偽りのない本物。しかしその一方で家庭を捨てきれず、不倫関係を築くことに少なからず抵抗感がある場合がこちらです。「自分が行っている行為(=プラトニック不倫)は不倫ではない」と罪悪感を薄めようとする自己心理が働いています。

■ 結婚生活のガス抜きとして

顔が好みのタイプで性格も合う、おまけにお互い好意を持っている…自分にとって完璧な条件を満たしている相手と心を通わせ、食事やデートを楽しむことは既婚者にとって最高の気分転換になります。パートナーとは違う愛情表現を楽しめる息抜きの相手としてプラトニック不倫を楽しんでいるパターンです。

■ 夫婦生活が上手くいっていない

冷え切った夫婦生活に嫌気が差せば、外にトキメキを求めたくなる既婚者も少なくありません。妻や夫と離婚するつもりはないけれど、仮面夫婦を続けている…という場合もプラトニック不倫にハマる可能性は大。家族に迷惑をかけない程度に異性とのドキドキを味わいたい傾向があるようです。

プラトニック不倫はある意味、自分にとって都合の良い恋愛の一種です。肉体関係を持たないことで周囲に迷惑を掛けずに自分の心を潤すエゴでもあるのです。

プラトニック不倫にリスクはあるのか?

好きな相手と食事やデートを楽しむだけ…と表面上ではリスクがないように見えるプラトニック不倫。肉体関係を持つ通常の不倫であれば「不貞行為」とみなされ慰謝料が発生しますが、プラトニック不倫はそこに該当しないため慰謝料が発生するというケースはあまり事例がありません。しかし、パートナーの心を傷つけ、その証拠がある場合「不法行為」として慰謝料を請求できることもあります。プラトニック不倫で考えられるリスクについて見てみましょう。

■ デートやお泊まりなどを繰り返し行っていた

家族に内緒でデートやお泊まりを頻繁に繰り返しているプラトニック不倫はイエローカードです。「家庭での態度が変わった」「帰宅する時間が遅くなった」「泊まりが多くなった」など日常生活の中で明らかに妻や夫の行動が変われば不信感を抱かれても不思議ではありません。たとえプラトニック不倫だったとしても「不適切」と判断される証拠がある場合、慰謝料を請求されることがあります。

■ 高額のプレゼントを贈り続けていた

肉体関係の証拠がなかったとしても、プレゼントなど物的証拠がある場合も注意が必要です。メールやラインでのやり取りとリンクしたプレゼントがあれば立派な証拠です。社会的妥当性の範囲を逸脱するものと審判が下れば慰謝料が発生するケースも。

■ ラブホテルに入った

本当にセックスをしていなかったとしてもラブホテルに入ったという事実があれば有効な証拠となります。また、キスや愛撫も性行為と認められるため証拠さえあれば不貞行為として認められてしまいます。

プラトニック不倫なら大丈夫…と思っていても、パートナーから怪しまれ証拠を提示されれば慰謝料請求が認められるケースもあるということを認識しておきましょう。

 

精神的な愛情を重視するプラトニック不倫には多くのメリットがあります。けれども、そこに気持ちが入れば肉体関係がなくても「不倫」であることには変わりありません。今の夫婦関係を壊すリスクを負ってでも付き合いたいと思う相手であるか良く考えた上で決断してください。