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ダメ男製造機だった私が学んだ「良質な恋愛」を手に入れる方法とは?【インタビュー】

元カレとのありえない恋愛トラブルから、家族や友達に言えない恋のお悩みまで、今だから言える恋愛事情をリアルに語ってもらう「ORIHIMEのホンネ」。

今回お話を聞かせて頂いたのは、お付き合いしていた男性を「ダメ男」にしてしまったという過去を持つ会社員の吉田陽香さん。なぜダメ男を作ってしまったのか?そしてその恋愛経験はどう活かされているのか?ダメ男との恋愛によって気付かされた自分の弱点と向き合い、恋愛の質をレベルアップさせることができた陽香さんのリアル実体験をお聞きしました。

甘えたい彼と、甘えられたい私。自分を必要とされることが嬉しかった

■ ダメ男製造機とは?ダメ男をつくってしまった理由を教えてください

陽香:いろいろと自分でも考えてみたのですが、何でもやってあげてしまうのが大きな原因だったと思います。大学時代にお付き合いしていた人が、今まで付き合ってきた人の中で1番のダメ男。出会った当時は同じサークルでお互いを高めあっていけるような関係で、私好みの服装に合わせてくれるような人でしたが、夜間バイトをしていたため生活リズムが夜型で。夜勤明けで寝過ごすこともよくあったので、「ちゃんと起きている?」と連絡をしたり、大学で寝ているのを起こしてあげていました。

他にも、就活情報のリサーチ、大学に提出する論文の手伝い、部屋の掃除、着る洋服の選定、バイト時間の確認……。お母さんみたいに世話を焼いていたのを覚えています。結果としてそれが彼にとって良くなかったのかなと思います。

■ そんな彼のどこに惹かれたのでしょうか?

陽香:ネットゲームやニコ動の配信が趣味の、少しだらしないタイプでしたが、話した時のフィーリングが合っていて、映画や音楽など好きなことについて気を遣わず楽しく話せる相手でした。お世話はしていたけど、私を必要としてくれる人だから、そこに惹かれたのかもしれません。

■ 世話を焼いてしまうことに不満はありませんでしたか?

陽香:周りからは別れた方がいいと言われていたけど、彼に対する情もあったし「嫌いだけど好き」という複雑な状態でしたので、本気で別れたいとは思いませんでした。それに以前の私は自己肯定が低く、彼から甘えられることがすごく嬉しかったんです。彼自身も小さい頃に両親が離婚しているという家庭事情がありましたので、「甘えたい彼と、甘えられたい私」という共依存が成立してしまっていたんです。

その一方で彼の束縛がとても強く、朝起きたら電話、帰宅したら電話は当たり前。通話状態のままで寝ろと言われたこともあります。束縛してくるのに浮気癖もあったので付き合う・別れるの繰り返しでした。

仕事が中心になってからは、恋愛に求めるものが変わりました

■ 別れても復縁してしまうのはなぜですか?

陽香:別れても「お前がいないとダメだ」「戻ってきて」と彼から1日に何百回と連絡がきて。私が電話に出るまでずっと掛け続けてくるんです。そうすると、「彼が好き」と私も感覚がマヒしてしまって。「お願いだから戻ってきて」という言葉に根負けしてしまい、ヨリを戻していました。

でも、彼がまたコソコソと浮気をしてしまうのも事実で……。浮気が始まると甘い言葉が増えたり、電話が鳴るたびに席を外すので何となく「浮気しているかも」と勘が働きます。

■ 浮気の決定的な証拠はどこで見つけたのでしょうか?

陽香:彼がお風呂に入っている時、携帯を開いたらLINEとGmailに浮気相手とのやりとりを発見し、そこで浮気していると分かりました。さらに彼の浮気相手からも目を付けられてネットストーキングされ、「あなたの存在がとても羨ましい」とメッセージが送られてきたことも!そんな状況でも彼に求められることが嬉しくて、復縁を繰り返す悪循環に陥ってしまいました。

■ お互い依存状態であった彼とは別れられましたか?

陽香:はい、ちゃんと別れました(笑)その後にお付き合いした人は同じ大学のゼミで一緒だった人でしたが、就職をして環境が変わったため、休みが合わなくて。生活リズムが合わないと難しいことが分かり、その人とも別れました。就職してからは私の優先順位が仕事になってしまったので、恋人に求める内容もこの頃から変わってきたと思います。「仕事を頑張る→そのための休日を過ごす→心地よい相手を求める→120%の仕事に繋がる」こんな風に考えていたので、お互いを高め合える恋人が欲しいと思うようになりました。

辛い時、そばにいてくれた……。心から信頼できる人と巡り会えました

■ その後、良い出会いは見つかりましたか?

陽香:上手くいかなかった人もいましたが、現在は合コンで出会った人とお付き合いをしています。素敵な人柄で彼のことを「いいな」と好感を持っていたものの、私がオーバーワークで悩んでいたときに、私の様子がおかしいと最初に気付いてくれて、ずっと側にいてくれたのが彼。一緒にいるとリラックスができて、彼が側にいてくれると安心して眠れるんです。精神的に辛い時期でしたし、今でも彼の存在にすごく救われています。付き合うのは本当に運命だと思いました!

■ どこに運命と感じたのか、よかったら教えてもらえますか?

陽香:いろいろな偶然が重なっているところも運命だなと思いますが、歴代の彼が同い年の8月生まれ。彼も見事に当てはまっていて縁がある人だなと感じています。好きなアニメや音楽など、思考が似ているから話も盛り上がるし、何よりも居心地が良いんです。心理的安全と言えばいいのでしょうか、他の人と一緒にいると「頑張らなきゃ!」と気を張ってしまうのですが、彼と一緒だと素の自分でいられます。

■ ケンカや言い争いになることはありませんか?

陽香:彼は冷静沈着に物事を判断して意見をするタイプ。「あれ?」と思うことがあっても言いやすいし、悪いと思った方が先に謝るので大きなケンカに発展することはありません。

これまでの彼には辛くても我慢するだけで甘えられませんでしたが、彼には自分の弱さを見せることができるし、唯一自分から甘えられる人。良い意味で彼氏というより、信頼関係のある「パートナー」という感覚です。初めて自分から友達や家族に紹介したくなる人に出会えました。

■ これまでの恋愛経験を通して、成長したな、学んだなと思えることを教えてください

陽香:相手を喜ばせたい!尽くしたい!と考えていた時期は、自分の身を削っていたところがありました。恋愛経験値が上がるにつれて、お互いを向上させるために少しずつ自分のことも考えられるようになったのは、1つの成長だと実感しています。幸せになるためにはどうすればいいのか?辛い時に「辛い」と言える、一緒にいて安心できる、いつも平等な関係でいられる、そういう人に出会えてよかったなと思います。

今の彼とは結婚の話も出ていて、三浦大知さんが歌う「普通の今夜のことを」という曲の世界観が2人の理想。ドリカムが作詞作曲で、すごく共感したくなる歌です。これからもお互いの知識を交換しながら、知らない世界を学び合える関係でいたいですね。

 

共依存をしていたダメ男との恋愛を経て、一緒に前に向かって進んでいける人と巡り会えた陽香さん。自分の幸せを考えることが相手の幸せにも繋がっていると嬉しそうに教えてくれました。苦しい恋愛は自分を成長させる最大のチャンス。陽香さんのようにどんどん恋愛経験値を上げて、良質な恋を手に入れてくださいね。