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言われたことを何でも聞いてしまう「都合のいい女」を卒業するきっかけとは【インタビュー】

元カレとのありえない恋愛トラブルから、家族や友達に言えない恋のお悩みまで、今だから言える恋愛事情をリアルに語ってもらう「ORIHIMEのホンネ」。

今回インタビューに登場して頂くのは、モデルとして活躍されている徳弘祐名さん。過去にはECサイトのプロデュースやコンサルティングといった有能キャリアウーマンとしての実績を持つ「デキる女子」ですが、できすぎるが故、お付き合いする男性をストーカー化させてしまう「ダメンズウォーカー製造機」であることに悩みを抱えていたのだとか。なぜ付き合う男性がダメ男やストーカーになってしまうのか、徳弘祐名さんの恋愛ストーリーを語って頂きました。

年上で仕事ができて、何よりもフィーリングが合う人が好き

■ 気になる・好きになる男性はどのような人ですか?

祐名:私がいつも好きになる男性は、年上で仕事が大好きな人。見た目だけならヒゲが生えていて彫りが深いハッキリした濃い顔が理想ですが、実際のところ外見はほとんど気にしません。それよりも頭の回転が早くて要領がいい人に魅力を感じるかも。「この人いいな!」と自分のフィーリングで好きになることが多いです。仕事ができる人がいいから、月収30万円に満たない収入で満足している男性を見ると「そこで満足なの?」と疑問に感じてしまうことも。

■ 相手の稼ぎが気になってしまう理由とは?

祐名:生まれ育った家庭が複雑で、私は17歳から1人で生活をしているんです。高卒で就職をして鬼のように仕事をこなしてきた「仕事人間」という背景が私にはあるから、そう考えてしまうのかもしれません。仕事に対しても残業をしたくないが故に、効率よく早く終わらせる努力をしていたことが結果として会社に貢献する形となり、WEBマーケティングやECサイトのコンサルティングの仕事へと繋がりました。苦労しながらも自分の力で20代からお金を稼いでいた経緯や私がこれまで歩んできた環境や世界を考えると、月収30万円で満足している男性を見ると「え?」と思ってしまうし、恋愛対象として見れないんです。

■ どのような流れでお付き合いに発展するのでしょうか

祐名:忙しい人に興味を持ってしまうため、何度か食事をして何もないと恋愛に発展せずフェードアウトすることが多く……。今は違いますが、以前の私は「いいな」と思ったら付き合う前に体の関係を持っていました。今思うと、体の関係が先にあった上で恋人になっていましたね。そこを反省して、いいなと思っても体の関係を持たないようにしたのですが、1回目のデートはOKでもその後のデートは慎重になりすぎて友達止まり。それか、仕事の話で盛り上がり恋愛対象ではなくビジネス相手になってしまうのも珍しくありません。

言われたことを何でも聞いてしまう「都合のいい女」がダメンズを作る原因に……!

■ 付き合う男性がダメンズになるとのことですが、そうなってしまう理由は?

祐名:普通にお付き合いが始まるのですが、彼氏がダメンズになるのは私が原因だったと思います。ワガママは一切言わず、彼に言われたことを何でも聞いていたので結果として「都合のいい女」になってしまい、そのまま彼が「優しくない・思いやりのない彼氏」に成り下がってしまうという……。私もそれまで溜め込んでいた不満が我慢できなくなり「別れたい」と話をすると、「別れたくない!」と彼の感情が暴走してストーカーになってしまうことが過去にありました。

■ 具体的にどのような「ダメンズ彼氏」となってしまうのでしょうか

祐名:私、今までの彼氏から誕生日をお祝いされたことがなくて。バースデープレゼントを貰ったことがないんです。「プレゼントはいらないよ」と私も言葉にしていましたが、そこから「じゃあ、一緒に欲しいものを見に行こうよ」と提案してくれるわけでもなく、雰囲気が良いレストランでディナーをするわけでもなく、本当に何もなし。過去に付き合っていた彼と同棲していたときも、私が風邪を引いて寝込んでいた状態だったので「コンビニでご飯を買ってきて」とか「ゴミ捨てお願いできるかな?」とお願いしても全部スルー。

全て私がやっていたことだから、彼からすれば「祐名がやるのが当たり前」だったみたいです。出会った当時は車で迎えに来てくれたのに、二年後は風邪を引いてもコンビニ飯を買ってくれない男性となっていました。

■ なぜ恋人に尽くしてしまうのでしょうか

祐名:17歳から自活しているから他人に頼れないんです。もう自分でやるしかない。最近は少しずつ人を頼ることを覚えましたが、昔は「遊びに行こう」と友達を遊びに誘うことすらできませんでした。恋人にワガママも言えず、尽くしてしまう一方で不満が溜まり。いよいよ限界がきて別れたい!と伝える頃には私がいないと生きていけないダメンズに……。「別れたくない!」「別れたら殺すよ!」と豹変してストーカー化して、警察に通報寸前までになったこともあります。今まで仕事と遊びを思う存分エンジョイしてきた男性が本気で女性に惚れてしまうと、どうすればいいのか分からず狂気的な言動に走ることを知りました。

■ 別れる時も苦労するのでは?

祐名:彼氏と別れるときは、もう無理やりです。「戻ってきてほしい」「考え直してくれ」と何度も連絡がくるので彼からの着信を拒否し続け……。口喧嘩は負けないので最終的には今まで我慢していたことをぶちまけて言い伏せるしかないです。

いろいろな人との出会いを通して、この人を好きになったら幸せになれるんだろうなと感じる男性もいるのに好きになれない。「いいな」と感じた人が恋愛対象になってしまうのは今も昔も変わりません。頭では理解しているけど、難しいですね。加えて、本当にいいなと思う男性は残念ながら既婚者が多いです(笑)

当たり前の幸せを感じられる、思いやりのある恋愛がしたい

■ もし本気で好きになった人が既婚者だったとしたらどうしますか?

祐名:不倫は考えられません。というのも、私の父親が不倫をしていたので無理ですね。父は仕事が忙しくて月に数回しか家に帰ってこないような人。家族旅行に連れて行ってくれたり好きなものも買ってくれましたが、父が浮気していた事実を最初は私だけが知らなくて。そんな家庭環境だったこともあり、17歳で家を出ることを決意しました。その時の苦労があったからこそ今があるわけですが、もしお付き合いをした人が結婚していることを秘密にしていたら許せないです。

■ 恋人に尽くしていた過去の恋愛スタイルからその後、変化はありましたか?

祐名:周りからは強がりと思われているんだろうけど、昔に比べて言葉や態度で少しずつ人に甘えられるようになったのは自分にとって大きな変化だと感じています。彼氏に尽くし過ぎて都合のいい女になったり仕事に精を尽くしてきたり、精神的にも体力的にも頑張りすぎて疲れてしまったことが、良い意味で自分の心の変化に繋がったのかも。

基本は甘えられない性格だし、自分のパーソナルブランディングが良くも悪くも強いことを理解した上で、少しずつ人にワガママを言えるようになってきたのは自分でも感じています。また、仕事から離れたタイミングで年上の人と会食する機会を与えてもらったことで、ちょっとしたワガママを言えるきっかけになったと思います。

■ 祐名さんにとって理想の恋愛とは?

祐名:当たり前のことをしてもらえる、思いやりのある恋愛です。ちょっとしたワガママを聞いてもらったり、ちゃんと誕生日やクリスマスを一緒に祝福してくれる、そんなごく普通の恋愛がいいです。誕生日をお祝いされたことはほぼありませんが、それでも過去に付き合っていた彼が誕生日ケーキを買ってきてくれたことは今でも覚えているくらい感動しました。カップルが当たり前にやっている「幸せ」を味わえたら嬉しいですね。

 

好きな人に甘えられず、都合のいい女としての恋愛スタイルから「男を見る目がない」と感じていた徳弘祐名さん。素直に甘えられず、強がりだった自分を卒業し、今は少しずつ良い意味での「ワガママ」を言えるようになってきたのだとか。恋愛はいつだって自分を成長させるもの。その時には気がつかなくても、後から「こうすればよかった」「ああすればよかった」と感じることもあるはずです。祐名さんの恋愛ストーリーに共感をされた方、ぜひご自分の恋愛も振り返ってみてくださいね。