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恋愛無知だった自分が人生初の恋人から学んだこと【インタビュー】

元カレとのありえない恋愛トラブルから、家族や友達に言えない恋のお悩みまで、今だから言える恋愛事情をリアルに語ってもらう「ORIHIMEのホンネ」。

今回インタビューをお願いしたのは、キュッと引き締まった小顔が印象的な浅川真樹さん。フリーランスでモデル活動をされていると同時に歌やダンスにも力を入れている努力家な真樹さんですが、人生初の恋愛体験からさまざまなことを学んだのだとか。淡い青春時代を思い出すかのようなキュンキュンさせてくれるイマドキ男子の恋愛事情について話をお聞きしました。

高校生になるまで「恋」とは無縁の人生でした

■ 初恋が高校生とのことですが、それまでは恋をしたことがなかったのでしょうか?

真樹:はい(笑)本当に恋愛経験がなくて。小学校の頃は「まーくん」と可愛がられ、中学校は男友達とばかり遊ぶような生活で女性との面識があまりなかったんです。今思うと、話すくらいはあっても女友達はほとんどいませんでしたね。

■ 人生初という恋はどのようにして始まったのでしょう

真樹:きっかけは高校の球技大会でした。自分が通っていた高校は生徒数が多くて1学年に10クラス400人くらいのマンモス校。球技大会の種目が得意のバスケで、当時バスケ部だった女子マネージャーの友人が「彼女」でした。といっても最初からスムーズだったわけでなく、マネージャーから自分のことを気に入っている子がいると教えてもらい、「そうなんだ」と認識したところからで。10年以上バスケを続けてきたから「バスケをやっている男に興味を持ってくれたのかな?」と、少し他人事のような感覚でした。

その一方で、自分を「気に入っている」と言ってくれる女の子に対して意識はしていて。名前は分からないけど顔は知っていましたね。バスケ部の女子マネージャーを通して彼女の名前を教えてもらい、そこで初めて可愛いなと感じたんです。

■ まさに青春!という感じですね。友達からスタートですか?

真樹:そうですね。彼女を紹介してもらい、直接話をしてラインでやり取りするようになりました。初めて話した瞬間は2人して緊張していましたね(笑)どうしたらいいのか分からないくらいドキドキしていました。その後もラインで連絡を取るようになったものの、それ以上先に進めなくて。自分の恋愛経験が少なくて、どう動けばいいのか分からなかったんです。バスケ部のマネージャーや友人に相談をした結果、彼女と2人になる口実としてテスト勉強を一緒にしたらどうかというアイディアが出てきたので実行しました。放課後の教室で気になる女の子とテスト勉強というシチュエーションでしたが、その時は緊張していて一緒に居られるだけで満足していましたね。恋愛をよく分かっていなかったけど、何となく「好き」という気持ちが芽生えていたと思います。

■ 好きと意識し始めてからも2人の関係は順調でしたか?

真樹:なんというか、最初の頃はお互いフランクに話せなくて、よそよそしかったです。緊張でその先の関係まで考える余裕がありませんでした。勉強会をしてラインで毎日やり取りをするようになって……。少しずつ慣れてくると中学の話や共通の話題で盛り上がれるようになりました。そんな矢先、彼女の地元で有名な夜に光るゴリラの石像の話から「私の地元、案内してあげるよ」という流れになり、人生で初のデートを経験したんです。

実現した初デートは何か特別なことをしたわけでもなく。ペットショップで動物と戯れたり、ガチャガチャで出したスライムで遊んだり、それだけであっという間に時間が過ぎていきました。デートのきっかけになったゴリラの石像がある場所ももちろん行きましたよ(笑)学校以外の場所で女の子と2人きりで遊ぶのは、もう何を話せばいいのか?とドキドキで。小学生のようなデートだったなと思います。

初彼女に対して自分から手を繋ぐことすらできなかったんです

■ 告白は自分からでしたか?どのようなアプローチをされたのでしょうか

真樹:初デートを終え、彼女と電話で話すようになってから自分の気持ちに少しずつ変化が出てきて。テスト勉強を口実に会いたいと思う反面、そろそろ告白しなければと悩んでいました。もちろん友人にも相談しましたよ。でも、男友達からのアドバイスは基本的に雑で。「ラインで告白すれば?」とか「イケる!イケる!」「コクれ!コクれ!」など面白半分に楽しんでいる感じで助言されました。女子マネージャーも「流石にいけるでしょ!」「絶対に大丈夫だから!」と背中を押してくれて、失敗したらどうしようと思って前に進めなかった自分をプッシュしてもらいました。

そんな周りの後押しもあり、告白するなら直接だよなと決意して。テスト勉強を終えての帰り道、公園に行こうと彼女を誘ったんです。言い出すタイミングが難しくて緊張の連続でしたが、最後の最後に「話があるんだけど……」と切り出して「付き合ってください」と人生初の告白をして、初めて両思いになれました。

■ 付き合う前と後、気持ちの面で何か変化はありましたか?

真樹:恋愛に関する知識が全くなかったので、恋人関係になったばかりの頃はラインで連絡を取って遊ぶくらい。本当にそれ以上がなくて……。バスケ部のマネージャーに「そろそろ手を繋いだの?」と聞かれたところで初めて「え?」と気付いたんです。自分の中では恋人が手を繋ぐのはドラマくらいだと思っていたので「マジかよ!」「緊張するな!」と内心ドキドキしながら花火大会の日に「手を繋いでいい?」と彼女に聞いて手繋ぎに成功しました。こういう時の異性からのアドバイスはすごく参考になりますね。彼女も僕と同じように恥ずかしがり屋で緊張するタイプだから、初めての手繋ぎで手汗がすごかったかも(笑)花火大会でカップルばかりだったので、手を繋ぎやすい状況だったのはありがたかったですね。一度手を繋ぐと慣れてくるもので、その後はスムーズに手を繋げるようになりました。

■ ドキドキ感が伝わってきますね!その後も順調でしたか?

真樹:本当に無知だったので、手を繋ぐその先もマネージャーから「ハグした?」と言われて「ハグ!?そんなのある?」とドラマや映画の世界の行動を知りました(笑)手を繋ぐと同様にタイミングが掴めない状態でしたが学校帰り雨が降る中、バス停で初ハグをしました。

本気で初めての彼女だったから不思議と性欲もなくて、どうしたらいいのか全てが分からないことだらけでしたね。たまたま同じ頃に付き合い始めた友人がいたので、同じ男として彼女とどう過ごしているのかお互い近状報告し合って様子を探っていたことも。友達カップルがキスをしたことを知って彼女とキスできるようになったり……。その頃は一緒に遊んでいるだけでドキドキが止まらない状態でしたので、性欲まで考える余裕もありませんでした。キスができる関係になって、やっと恋人らしい触れ合いが増えたなと思います。

初恋愛を頑張り過ぎてしまったので、次は肩の力を抜いた恋がしたいです

■ 約2年間のお付き合いがあったそうですが、別れの原因は?

真樹:高校2年生の頃から付き合いからスタートして、緊張だらけの恋愛から少しずつ成長できたのですが、お互い部活が忙しくて外デートが月に1度しかできなかったんです。学校帰りは一緒でもプライベートで彼女と遊ぶ時間が難しいと感じる一方で、最初のドキドキ感が落ち着いてきた感覚も出てきて……。恋愛関係に慣れてくると、やっぱり男友達と遊ぶのが楽しいかもと思う自分もいて「これが倦怠期なのかな?」と違和感を持つようになりました。彼女を嫌いになったわけではないのですが、彼女との時間より男友達と過ごす方が優先されてしまい少しずつ心の距離が開いてしまいました。

■ 危機感を感じたとき、彼女と話し合いはされましたか?

真樹:今振り返ると、人生で初めての彼女にがんばり過ぎていたんです。例えば、付き合いたての頃はラインの返信に絵文字を入れていましたが、慣れてきて普段の感覚でシンプルに返信したら「冷たいね」と彼女から言われたり。「もっとデートを計画してほしい」「いつ遊ぶか決めてほしい」そんな彼女のリクエストに応えられなくなっている自分に気付きました。ケンカもないし嫌いではないから倦怠期だろうと考えて友人にも相談しましたが、別れるべきか判断もできないまま微妙な時期がしばらくありましたね。自分のためにも彼女のためにも別れた方がいいと決意しましたが、別れを告げる前日は感情が高ぶって1人泣いていました。

■ どのように別れを告げたのでしょうか?

真樹:心揺らぐかもしれないけど、同じことを繰り返すから別れを決意したなら自分の意思を貫け、と友人からのアドバイスをもらって。デートの帰り道に「話があるんだけど」と伝え、2人きりになれるカラオケボックスの中で別れを告げました。彼女との関係を終えて、恋愛そのものと距離を置くようになってしまったかも……。芸能関係の仕事が忙しくなったのもありますが、彼女がいたらいいなと思う反面「しばらくはいいかな」と感じるところはあります。

■ 彼女に対して「こうしてあげればよかった」など後悔はありましたか?

真樹:もっと自分が思ったこと感じたことを正直に伝えるべきでした。初めての恋愛関係に無理し過ぎなければよかったというか、自分のペースで彼女と付き合っていたらとは思います。恋愛経験が少なくて知らないこともまだまだ沢山ありますけど(笑)告白とは無縁でしたので、初めての彼女は色々な意味で学ばせてもらいました。会話がなくても気を遣わず楽しめる、お互い疲れない距離感で一緒にいられるような恋人が理想ですね。

■ これまでの恋愛経験を通して成長したなと思うことを教えてください

真樹:この言葉を伝えたら嫌われるかもと余計なことを考えて女性に対して何も言えないのはダメだなと思いました。仕事や友人に対しては先陣を切って動けるしストレスを溜め込まないタイプなのに、恋愛に関しては躊躇して踏み込めない自分がいたことを知りました。次の恋愛はありのままの自分を見せていきたいですね。

 

恋愛に対してどこまでも純粋で奥手だった浅川真樹さんの初カノ話はいかがでしたでしょうか。多くの人が経験する初恋は、いつまでも大切な思い出として心に残るもの。楽しかった、嬉しかった、哀しかった、辛かった、思いも寄らない感情が次々に出てくるものです。最近トキメキが少ない……と感じる人は、真樹さんのストーリーで人生初めての恋を思い出してみてはいかがでしょうか。