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離婚してよかった!結婚の価値観を変えたことで仕事とプライベートに転機が訪れました【インタビュー】

元カレとのありえない恋愛トラブルから、家族や友達に言えない恋のお悩みまで、今だから言える恋愛事情をリアルに語ってもらう「ORIHIMEのホンネ」。

今回インタビューをさせて頂いたのは、人気雑誌の読者モデルをこなしながらビューティーアドバイザーとしてお仕事をされている國分晴奈さん。離婚を転機に恋愛や結婚に対する考え方が大きく変わったことで、人生がより豊かになったそうですが、どのようにして自分の価値観を変えていったのでしょうか。女性としての生き方を考えさせられる、リアルなお話をインタビューさせていただきました。

夫とのすれ違い、専業主婦の孤独……日々の積み重ねが離婚を意識させるきっかけとなりました

■ 離婚経験があるとのことですが、なぜ離婚を考えたのでしょうか

晴奈:大きなきっかけがあって離婚をした……というよりは、日々の積み重ねが離婚を意識する引き金になったのだと思います。結婚をする前の私は子どもが欲しいと考えていましたが、いざ結婚をしてみたら「子どもはいらない主義」の男性で。振り返ってみると、お付き合いしていた頃は子どもや家庭の話に触れず結婚に関する話しかしていなかったんですよね。でも、夫婦になった後も飼っていたワンコをすごく可愛がってくれていたし、とてもいい人でしたので、子どもがいない夫婦の在り方でもいいと最初は感じていました。

前の夫とは結局7年ほど一緒にいましたが、私が仕事を始めたことでこの夫婦生活に対する考えが少しずつ変わってきて。そこから離婚の道を考え始めたのかなと思います。

■ なぜ、主婦という立場からお仕事を始めようと思ったのでしょうか

晴奈:結婚をして専業主婦になったものの、子どもがいなかったのでママ友と交流するような機会もなく習い事をするくらい。そんな状況を変えたくて結婚から4年目くらいで仕事を始め「社会に出る楽しさ」を再発見しました。専業主婦だった私にとって社会と関わりを持つことは自分の世界を広げる大きな転機でしたし、働き始めてからは自分の考えがさらに変わったなと思います。

■ 仕事を始めて生活が充実していたのに離婚の道を選んでしまったのは?

晴奈:仕事をして自分の収入を得たこと、外でのお付き合いが増えたことで毎日が充実しているのを感じていましたが、一方で夫とのすれ違いが起きてしまったんです。彼も忙しい人でしたので、同じ家に住んでいるのになかなか会えない状況が続くことも多く……。お互い生活リズムが違うから寝室も別々。結婚しているはずなのに「夫婦」の感覚が全くありませんでした。

「この人と一生この生活スタイルでいいのか?」ここに疑問を持ったことで、それなら独身に戻って人生を楽しんだほうがいいかもと感じてしまったんですよね。大きな原因があったというよりは、本当に日々の積み重ねとすれ違いの多さで個々の生活になってしまったことが離婚に繋がったのかなと思います。戸籍上では家族ですが、恋人でもない夫婦とも言えない、遠い親戚のような関係に区切りをつけたいとは考えていました。

自由な生き方ができるから、離婚に対してネガティブなイメージはありませんでした

■ 離婚を切り出したのは晴奈さんからですか?

晴奈:そうですね。生活スタイルがバラバラだから、別々に生活した方がお互い人生を楽しめるんじゃない?と彼に提案したら反対されました。彼はその生活に満足していたようですが、夫婦とも言えない微妙な関係に私は少し不満があって。たとえ子どもがいなくても恋人のようにいられたら離婚は考えなかっただろうけど、夫婦の意味がないなと思ってしまう関係だったので……。最初は彼も渋っていましたが、ケンカ別れで離婚に至ったわけではありませんでしたので、離婚が成立した後も彼とは連絡を取り合っているし食事にも行く仲です。

■ 離婚を考えた時の心境を教えてもらってもいいですか?

晴奈:離婚をする前に雑誌の読者モデルに出ませんかと声を掛けて頂いたんです。読者モデルとしての活動が増えてからは、「こういう世界もあるんだ!」とすごく楽しくてなってきて。それまでは主婦であり、彼がいないと生活ができないとずっと思っていたので(笑)新しい世界を目にして、好きな仕事をしながら楽しく生活ができること、自立してやっていけると前向きな気持ちでした。収入面で夫に支えてもらったことも決してイヤなわけではないのですが、自分の力で生活できると気づいた瞬間、自由な方を選びたいと思ってしまいました。

■ 反対に「離婚をしない」という選択肢はなかったのでしょうか?

晴奈:子どもがいらないという夫と結婚した時点で、私には子どもを産むという選択はなかったし、母になれないことをある意味悟っていました。だからこそ「女性として生きたい」と強く思ったし、男女の関係もないシェアメイトのような夫との生活に疑問を持ってしまったんです。結婚したままでは新しい恋愛もできないし……。もし、夫が子どもを欲してくれたら、また別の道があったかもしれません。ですが、今の状態を変えるために、女性として好きな人生を歩むために離婚しようと判断しました。

離婚が成立するまでには時間が掛かりましたが、離婚後も彼とは連絡を取り合っています。お互い嫌いで別れたわけではないし、困った時は助けてあげたい!と思える存在です。

■「離婚してよかった」と、あらためて感じることは?

晴奈:離婚をして1番良かったのは世界が広がったことです。主婦だった頃は、彼のお見送りをして犬の散歩に行って、テレビ見て掃除して、ご飯作って……という毎日でした。犬と一緒だったし最初は寂しくもなかったのですが、このまま誰とも関わりを持たずに人生が終わっていくのかな?と考えるようになったのも事実です。読者モデルを始めてからはインスタやフェイスブックにも投稿するようになって、外の世界を見る機会になりましたね。友人も増えて交友関係も広がり楽しいなと思えることがすごく増えました。昔の私を知る人からしたら、今の私の生活を見てビックリするんじゃないかなと思います。

■ 離婚前と離婚後で気持ちにどのような変化がありましたか?

晴奈:離婚をしたことで自由に生活ができるようになりましたが、家に1人という寂しさはあります。風邪を引いた時とか不安になるし、1人という重みは感じますね。とはいえ、好きな仕事ができるようになったのは、それ以上に嬉しくて。自由とともに責任を持たなければと思うようになりました。

ただ、今の収入は安定しにくいものなので、将来への不安はあります。すぐに結婚したいとは思いませんが、近い未来を考えた時にパートナーが欲しいなとは考えています。離婚前は金銭的な心配が何もなく安定していただけに、女性1人の生活はデメリットもあることを実感しますよね。結婚している女性からすれば、私のことを「いいな」と思う人もいるかもしれない……結局は無いものねだりで、どの道を選んでも周りが羨ましく見えてしまうもの。だから今はポジティブな心をキープするようにしています。

幸せの基準は人それぞれ。再婚をしても自分の足で立てるライフスタイルでありたいです

■ ご自身が求めているパートナーはどのような人ですか?

晴奈:一緒にいて落ち着くような人がいいですね。私くらいの年代になると、たとえ結婚をして家族になったとしても、子どもを作る家族とは少し違うと思うんです。だから、お互い尊敬し合えて認め合える関係が理想ですね。

それから、私にないものを持っている人。顔がカッコイイとかではなくて、私が知らない知識を教えてくれるとか、私が苦手なことを得意とする人には惹かれるかも。そして何よりも大切にしたいのが人に対しての優しさ。家族を大切にできる人は周りも大事にしていることが多く、周りから愛されているなと感じます。

■ これはNG!という男性はどんな人でしょうか

晴奈:そうですね、例えばお店の店員さんに対して横柄な態度や言葉をぶつける人とか。地位やステータスの高い人であっても、人をバカにしたり見下すような姿を見てしまうと居心地が良くないなと感じてしまいます。

■ 結婚前と離婚後で理想の男性像は変わりましたか?

晴奈:変わりました(笑)結婚前の私は経済面を重視していましたが、今は2人で支え合えればいいなと思っています。結婚と離婚、両方を経験したからこそ言えるのですが、お金じゃないなって。年齢的なこともあるので、お互いの仕事を応援しながら健康で働いて、それでいて休日は2人で楽しく過ごすことを分かち合える、そんな人がいいですね!

■ 理想の夫婦生活とは?結婚に必要なこと、大切だと感じることを教えてください

晴奈:「この人と一緒にいてよかった」と思えることです。私の場合、これから先に新しい恋に出会ったとしても、子どものいない夫婦生活が想定されるので、家族だけど恋人のような関係でいたくて。家族であり恋人であり、そんな感覚で一緒にいられる夫婦生活ができたらいいですね。

世の中にはいろいろな家族の形がありますが、現実は蓋を開けてみないと分かりません。人それぞれ幸せの基準は違いますから……。私は離婚したことを後悔していないし、私たちにとってベストな形だったと感じていますし、彼には心から感謝をしています。

■ これまでの恋愛経験を通して成長したなと思えることを教えてください

晴奈:結婚前の私は、何に対しても他力本願でした。恋人や夫になる人には収入面を条件にしていたし、自分で稼ぐという概念がありませんでした。短大を卒業したら結婚して家庭に入るのが当然……という時代背景があったこと、母親も専業主婦だったことが、そう思う後押しになっていたのかもしれません。

ですが、離婚という経験を経て180度自分の考えが変わりました。好きな生活をするために仕事を頑張ることがとても楽しく思います。再婚をするにしても自分の足で立てるスタイルを築いていきたいですね。

 

ネガティブなイメージが強い離婚ですが、國分さんの場合は離婚をしたことで新しい価値観が芽生え、より良い生き方へとステップアップしていきました。仕事もプライベートも充実しているからこそ、キラキラ輝けるし未来に対しても希望を持って考えることができる、そんなメッセージを伝えてくださいました。