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花婿修行に興味を持つ男性が急増中!?共働き夫婦の最新事情を調査

結婚した後も仕事を辞めずに働き続ける女性が増え、「共働き夫婦」という形が珍しくない世の中となりつつある現代の社会。一昔前の兼業主婦であれば「家事・子育て・仕事」とすべてを妻1人でおこなうケースが多くみられました。

しかし現在は「イクメン」や「家事メン」といった言葉が浸透し、花嫁ならぬ「花婿修行」に興味を持つ男性が増えています。忙しい毎日の中で男性が家事や育児を手伝うことは決して珍しい光景ではないのです。

今回のコラムでは、現代の共働き夫婦の事情を調査したデータに基づいて、花婿修行に興味を持つ割合や共働き夫婦の現状、さらには妻が夫にやってほしい家事育児について解説していきます。

目指すは家事メン!?花婿修行に興味を持つ男性が急増中!

ここ近年、家事や育児に関心を持つ男性が増えているニュースが話題になっていますが、実際にどれくらいの割合で未婚男性が家事育児に関心を抱いているのでしょうか。

参照:ワタベウェディング株式会社「花婿修行に関するイメージや実態を調査」より

上記のデータは花婿修行に興味を持つ男性の調査結果で47.4%の男性が「花婿修行をやりたい(やりました)」と回答していることがわかりました。このインターネット調査では、女性にも同じく「実際に花婿修行をやってほしいですか?」と質問したところ、約7割の女性が「はい」と回答しています。男性よりも女性の方が、花婿修行への関心度が高いことがわかります。

さらにこの調査では「具体的に何をして欲しいですか?したいですか?」と質問したところ、男女ともに同じような結果となったのです。

参照:ワタベウェディング株式会社「花婿修行に関するイメージや実態を調査」より

家事育児で男女ともにやって欲しいこと・やりたいこと1位は「料理」。2位「洗濯」、3位「掃除」の順番になっています。共働き夫婦の場合、残業や休日出勤などで料理に時間をかけられないこともあるでしょう。夫婦や子どもたちの栄養面の心配から、どちらか手の空いた人が料理をすることも珍しくありません。

また、洗濯や掃除といった部分に興味を持つ男性も多く、一般的に女性の仕事と思われていたところへ関心を寄せる男性が増えています。男性が家事で一番大変な部分をサポートすることで、共働き夫婦でも心地よく暮らしていきたいという気持ちがこの調査でわかります。

共働き夫婦の現状が花婿修行の背中を後押し?

では、なぜここまで男性に花婿修行の関心が高まっているのでしょうか。それには共働き夫婦の不満が後押ししていると考えられます。大手企業が「共働き夫婦仲と不公平感に関する調査」を1000名の方にインターネット調査をおこなったところ、次のような結果となりました。

参照:ゲンナイ製薬株式会社「共働き夫婦仲と不公平感に関する調査」より

この調査によって夫婦間に不公平を感じている差に開きがあることがわかりました。男性は29.8%、女性は54.6%「不公平を感じる」と回答。男性より女性の方が不満を抱いている傾向があるようです。どのような部分に不公平感を感じているのか、夫婦の不公平感を増長させるコメントが以下になります。

【夫が不公平を感じる妻の言葉】

「あなたの給料が安いから・・・…」と(30代男性)
「お金がない」(40代男性)
「いいね、楽しそうで」(30代男性)
「これくらいやってよ」(30代男性)

【妻が不公平と感じる夫の言葉】

「お前の仕事だろ」(20代女性)
「お前がやれよ」(40代女性)
「俺は忙しい」(30代女性)
「俺は仕事があるから」(20代女性)
「言ってくれたらやるのに」(40代女性)

上記のように、不公平感を増長させるセリフは男女間で大きな違いがあります。男性側は生活費や収入など経済面に関する妻の小言や、良かれと思い手伝ったことに感謝どころか真逆の皮肉を妻から言われることに不満を感じているようです。

一方、女性側は「家事は妻の仕事」と断言する夫の固定観念や、外で頑張る女性の仕事を格下に見るような発言が不公平感を増長させていました。「私だって働いているのに」「言わないと(言ったことしか)やってくれない!」と、理解を示さない夫にストレスを抱えてしまう女性も実際に多いと言われています。

妻が求める理想の家事育児分担とは?

必然的に家事育児の中心となる妻は夫よりも不公平感を強く感じる傾向があります。共働き夫婦である妻は、夫に家事育児分担をどのような割合で求めているのでしょうか。

参照:ゲンナイ製薬株式会社「共働き夫婦仲と不公平感に関する調査」より

上記のグラフは、大手企業が理想の家事育児分担の割合についてインターネット調査を行った結果です。最も支持されたのは「夫5:妻5」で、妻と夫が対等な立場で家事を分担したいという希望が結果からわかります。また、理想の分担割合(家事・育児・家計負担)の中でも、育児に関しては45.3%と割合率が高い数値を示しています。一般論として夫よりも妻の方が子どもの面倒を見ると思われがちですが、子育ては夫婦一緒にするものという考えも浸透してきているようです。

実際に妻が夫にやって欲しい家事育児(夫が日頃おこなっている家事育児)を調査したところ、次のような回答となりました。

参照:ゲンナイ製薬株式会社「共働き夫婦仲と不公平感に関する調査」より

上のグラフから分かる通り、「ゴミ出し」「風呂掃除」が夫婦ともに上位をキープ。次いで「皿洗い」「子どもの学習サポート」「子どものお風呂」と育児に関するサポートをしてほしい(やっている)という結果に。前述での家事に関するサポートは夫婦ともに同じ割合でしたが、育児に関しては妻が夫にやってほしいと思う部分と、実際に夫がやっている割合に差があるようです。

共働き夫婦で不公平感をなくすためには、家事だけではなく育児も夫が積極的にサポートすることで歩み寄りができるのかもしれません。

 

花婿修行に興味を持つ男性が増えていることが調査データから分かりましたが、家事はもちろん育児にも夫が目を向けることが今は必要とされ始めています。夫婦共に外で働いているという現実を考慮した上で、思いやりを持って接することが共働き夫婦の円満に繋がるのではないでしょうか。何気ない一言は相手を傷つけてしまいます。一番身近にいる家族だからこそ、言葉と行動を意識してみてくださいね。

 

参照元:

ワタベウェディング株式会社「花婿修行に関するイメージや実態を調査」
https://www.watabe-wedding.co.jp/company/press/
ゲンナイ製薬株式会社「共働き夫婦の夫婦仲と不公平感に関する調査」
https://www.gennai-seiyaku.co.jp/img/media/press20161116.pdf