夫婦喧嘩で無視された時の対処法！なぜ夫は無視するの？

ほんの些細なことが原因で起きた夫婦喧嘩。感情のままに言い合いをした末、旦那から無視されてしまった…という経験はありませんか。
 
この「夫が妻を無視する」状態があまりにも長く続くと、時と場合によっては離婚を考え始める女性も少なくはありません。
 
では、夫婦喧嘩の真最中になぜ夫が妻を無視するのか？
今回のコラムでは夫婦喧嘩で夫に無視された時の具体的な対処法について、解説しながら紹介します。

 

夫婦喧嘩すると夫が無視するのはなぜ？

たとえ夫婦であろうと相手の言葉に怒りを感じれば、売り言葉に買い言葉。
さらに言い争いが酷くなれば「もうこの人と口を利きたくない！」と妻だって夫を無視したくなるものです。
 
では夫の場合、どのような心理から妻を無視するという行動に出るのでしょうか。
まずは夫が妻を無視する瞬間についてアンケートを取ってみました。
 

「朝、何度起こしても旦那が起きてくれないことに腹が立って。思いっきり大声で文句を言ったら無視されました」（36歳/女性）

 

「夫婦共働きで子育てしているんだから遅くなる日は事前に教えてねと伝えていたのに連絡をしなかった旦那。小言を言ったら無言状態に」（44歳/女性）

 

「服の脱ぎっぱなし、食べた後の片付けができない、部屋が汚い。生活態度を改善してほしいと旦那に伝えたら口喧嘩になって無視されました」（34歳/女性）

 
女性の皆さま、思い当たることはないでしょうか。
この時の夫は「妻に口で言い負かすことは難しい」「何を言っても無駄」と判断して口を開かなくなる傾向があります。
 
無言を貫くことによって妻の怒りを沈めようとする心理の裏側には「これ以上、妻とケンカしたくない」という想いと「自分からは謝りたくない」という男のプライド、この2つが考えられます。
 
とはいえ、ケンカの最中に夫が黙ってしまうのは妻にとってイライラを増長させるだけ…！
 
もし夫婦喧嘩で夫が無言になった時はあなたとのケンカを望んでいない「サイン」だと受け止めてあげると心にゆとりができるはずです。
 

夫婦喧嘩で夫に無視をされた時の対処法とは？

ケンカをして夫から無視されてしまった時。絶対にやってはいけないことがあります。
それは相手を言い負かして謝らせようとする行為です。
 
不満を思いっきりぶつけて夫に自ら非を認めさせようとするのは逆効果。
 
また、「話し合いもできないの！？」と相手を責めて無理に謝らせたところで夫自身の心は納得していません。
 
このようなケンカを何度も繰り返せば夫婦の距離が開き、本当に離婚問題へと発展してしまう可能性も…。
ここではケンカで夫に無視された時の正しい対処法をお届けします。

ケンカの原因が分かっている時

ケンカの理由がはっきりしている場合、まずは自分の気持ちを落ち着かせて状況を整理しましょう。
 
その上で、感情的にならないよう注意をしながら旦那に本心を伝えるようにしてください。

ケンカの原因が分からない時

夫が何に対して怒り、無視をしているのか分からない場合は数日間、冷却期間を置いて様子を見てください。
 
それでも無視されるようであれば、自分から切り出してみることをおすすめします。
 
ただし、感情的になって同じことを繰り返してしまうのはNGです。冷静さを保ちながら話し合いましょう。
 
夫が無言になることを不満に思う妻の気持ちも理解はできますが、もし夫が無視しないで妻を怒鳴り散らし、罵倒し、暴力を振るえばそれこそ夫婦関係は終わりです。
 

無視された時はどうやって対応するのが正解なのか？

気に入らないことがあると機嫌が悪くなって無視をしてくる夫。世の中の妻たちはそんな無視状態をどのように対処しているのでしょうか。
 

無視され始めたら歩み寄っていくタイプ

夫婦喧嘩からの無視はどちらかが折れないと拗らせてしまいます。
プライドの高い男性には先に謝ることで、謝るきっかけを作り仲直りする手段もあるようです。

会話のきっかけを作る

「夫婦喧嘩をして無視されたら、ラインで『ごめんね』と一言。仲直りのきっかけを与えてあげると旦那も『オレも悪かった』と謝ってくれます」（27歳/女性）

 
お互いに謝れない性格の人は、冷静になった時に後悔するのが多い傾向にあります。そんな時こそ、顔を合わせながらきちんと会話ができるきっかけを作ることで、仲直りする人もいるようです。

誠意を伝えて仲直りする

「ケンカ後はお互い意地を張って謝れない性格。怒りの感情が落ち着いてきたら、旦那の好きな料理を作って仲直りします」（32歳/女性）

「旦那が無視をしてきた時の解決策でよく使う手は、『ごめんね』と書いた紙を彼の好きなお菓子に貼り付けて机の上に置いておきます」（31歳/女性）

 
旦那が無視をする際、妻を避けて過ごすことが増えてくることがあります。謝れるきっかけを作るのが難しい時は、旦那の好きな物と誠意を書いた手紙や書置きをすることで、自然と仲直りしていく方法もできるようです。
 
上記の対処法は妻から歩み寄ったケースの事例になります。
メールやラインを使い妻から仲直りをする方法や、夫の好きなモノとお詫びの言葉を絡めるなどして、ギクシャクした状態を解消するパターンが多いようです。
 

無視をされ始めたら見守るタイプ

しつこく話かけることでより拗れる可能性があります。なので、しつこく話をしないで、静かに見守ることで徐々に旦那の方から話をさせることもできます。
 
言いたいことを我慢して、時には諦めも感じということですね。冷静になればきっと反省してくれることでしょう。

「何を言っても無駄なので、しばらく放置します」（45歳/女性）

「話はしないけど同じ部屋で過ごして少しずつ距離を縮めて仲直りします」（40歳/女性）

 
妻から仲直りができない場合は「そのまま何もしない」などの意見も多数あるようです。
 

喧嘩の理由はいろいろ！性格を利用して対処しよう！

ケンカの理由や夫婦の性格によって対処法は異なりますが、話し合いをするにしてもお互い歩み寄ろうとしなければ何もできません。
 
夫が無視状態に入ったらやはり妻からほんの少しだけでも歩み寄ることが夫婦喧嘩を解決する近道になりそうです。
 

無視状態から話し合い出来る状態まで戻れたなら！

夫婦で話し合いができるまでに関係が回復したら、今後同じような夫婦喧嘩が起きないためにはどうするべきか、夫婦2人が納得する答えを出しておくと円満な家庭に近づけます。
 
そこで、仲直り後にやっておくべきことを紹介しますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
 

相手の思っていることを聞く

お互いに意見を出し合うとせっかく仲直りをしても、また拗れてしまう可能性があります。
 
なので、相手の言い分をしっかり聞くことでギリギリ妥協できる落としどころを探しましょう。
 
途中で話の腰を折ったり、指摘してしまうと、再度口論に発展してしまう可能性があるので気を付けましょう。

今後のことを考える

再度こういった状態にならないために、相手が無視することに至った要因を知ることが大切です。
 
夫婦喧嘩の原因を知ることで、今後注意するべきところや妥協点をお互い確認し、再発しないよう注意していければベストと言えるでしょう。

まとめ

夫婦喧嘩はしないことが一番いいと思います。
ですが、長年一緒に生活を共にすればケンカをするのは人として当たり前のこと。
 
一時的に火花を散らしても、お互いを理解しようとする心があれば必ず道は開けると信じましょう。