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冬の高尾山へ!高尾山薬王院のパワースポットでエネルギーチャージ

都心から電車で約1時間半。ミシュランガイドブックで三つ星を取って以来、標高600mという気軽さもあり、高尾山は国内外から多くの観光客が訪れる場所となりました。

この高尾山、実は昔から信仰の場として多くの信仰者が訪れる、霊験あらたかな山なのです。

奈良時代の中頃、行基という僧が時の天皇の勅命を受け、東国鎮護の祈願寺として高尾山薬王院を開山し約1300年と、長い歴史を持つ高尾山。後の南北朝時代に俊源大徳という僧が、天狗がその随身を務める飯縄権現を祀ったことから、天狗信仰の霊山としても有名。飯縄権現の随身である天狗は神通力を持つとされ、古来より人々の信仰を集めてきました。そのため高尾山ではあちこちに天狗の姿を見つけることができます。

今回は「高尾山薬王院」のお参りスポットを中心に、冬の高尾山の魅力を紹介します。

高尾山薬王院でパワーチャージ!

「高尾山薬王院」は、正式名称を「高尾山薬王院有喜寺」と言い、744年に行基によって開山されました。「薬王院」という名前の由来は、薬師如来をご本尊としたことからきているそう。「成田山新勝寺」「川崎大師平間寺」とともに、真言宗智山派の三大本山として知られています。

薬王院の中には、様々なお寺やお堂があり、それぞれにお参りの方法やご利益が違っています。

●六根清浄石車(ろっこんしょうじょういしぐるま)

「六根清浄石車」は、薬王院の門をくぐってすぐ左側に見えてきます。石車の左右を支える足には大きく赤文字で「懺悔懺悔」「六根清浄」と書かれています。「六根」とは眼・耳・鼻・舌・身の人間の身体の感覚である「五感」にその情報を判断するための意(心)を加えた「六感」のこと。

この石車は、高尾山の中に18ヶ所あり、これを6回ずつ回すと、人間の煩悩の数「108」回になります。つまり、これを108回回して、煩悩を取り除こうということ。「懺悔懺悔六根清浄」と唱えながら回し、日々の煩悩を除き六根を整えましょう。

●願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)

薬王院の入口から右手に見えてくる大きな穴が空いた岩が「願叶輪潜」です。この輪はご本尊様の智慧の輪で、名前の通り、願い事を叶えてくれます。

まずは、願いが叶うように強く念じながら石の輪をくぐり抜けます。輪をくぐり抜けることで煩悩が抜けるのだそう。くぐり抜けた先に大錫杖があるので、ご本尊様に願いが届くように、自分の住所と名前を唱えながら、上にある輪を強く打ち鳴らしてください。

●八大竜王堂(はちだいりゅうおうどう)

「八大竜王堂」は、天竜八部衆に所属する竜族の八王の一人、八大竜王が祀られており、金運を上げてくれると言われています。薬王院にある八大竜王像の足元は水が湧き出ており、この水でお金を洗います。このお金を資本金にすることで金運招福・商売繁盛のご利益がもらえるそう。

金色に光る八大竜王から、金運のパワーをもらったお金は、境内で売られている袋に大切にしまって、家の中で大切にしまいましょう。

●倶利伽羅龍(くりからりゅう)

さらに奥に進むと現れるのが、赤い糸と鈴がいっぱいになった龍が祀られた「倶利伽羅龍」です。こちらは「縁結び」に強く、恋人、友人、仕事などの様々なご縁、「諸縁吉祥」のご利益があります。

龍の両脇の鈴はお堂のすぐ横に置いてあり、自分の名前を書いて鈴を結んで最後に鈴を鳴らして縁結びのお願いをします。お堂の両脇にある五円玉がついた赤い紐は境内のおみやげ屋さんで購入が可能です。

●大本堂(だいほんどう)

「高尾山薬王院」の大本堂には、飯縄権現(いづなごんげん)が祀られています。ここは高尾山の天狗信仰の始まりの場所と言われており、お堂の左右には大きな天狗の顔が飾られています。

この本堂には、厄除けをはじめ、病気平癒、開運、学業成就、火防など多くのご利益があると言われており、高尾山薬王院に来たら必ずお参りをしておきたい場所です。お寺の中には「護摩壇」があり、1日5回ほど護摩供を行っています。護摩木を納めたい人は、境内にある「護摩受付所」にて受けることができます。

●護摩受付所

「護摩受付所」では、本堂で行われる護摩供に納めるための護摩木を受けることができます。こちらで手続きをし、願い事を書いた護摩木を本堂の護摩供に納めます。

受ける際の御護摩料は、3,000円から10万円以上まであり、ご自身の願い事によって選ぶことができます。護摩供の時間は決まっていますので、必ず確認を。

●愛染堂(あいぜんどう)

「愛染堂」は薬王院本堂からさらに奥に行った場所にある小さな赤いお堂になります。このお堂には全身深紅の愛染明王がガラスケースに祀られていて、良縁成就、縁結びのご利益があると言われています。こちらも五円玉に赤い紐を固く結んで縁が結ばれるようにお願いをすることができます。

「愛染明王」は愛情や情欲を癒す仏様で、愛染明王の真言(マントラ)を30万回唱えると、どんな相手からも愛され、意中の相手と結ばれると言われています。

高尾山の中にもパワースポットがいっぱい!

山全体がパワースポットとも言える高尾山には、薬王院以外にもご利益がもらえるスポットがいっぱいあります。

●ひっぱりだこ

「ひっぱりだこ」は、ケーブルカーの駅から薬王院の方へ歩いて行く途中にある樹齢約450年の大きな杉の木「たこ杉」のすぐ脇にあります。

この「たこ杉」は、昔々、高尾山の天狗衆が参道を整備していた際に、大きな杉が根を四方に張っていたため引き抜くことになったのだそう。しかし、あくる朝、引き抜く作業をしようと訪れてみると、この杉の木がひっこ抜かれまいと、一夜にして根をくるくると縮めてしまいました。その盤根が「たこの足」に似ているということから、「たこ杉」と命名されたのだとか。

この「ひっぱりだこ」は、隣にあるたこ杉からパワーをいただいたと言われており、頭をなでると運を引き寄せると言われています。そのため、たこの頭はみんなが撫でるため、ツルツルになっています。

土日などの休日は多くの人が訪れ、この「ひっぱりだこ」を撫でるための行列ができほどの人気のパワースポットです。

●男坂(おとこざか)

「男坂」は参道を登って行った途中にある階段です。道はここで、なだらかですが長い道のりになっている「女坂」と別れ、坂を登りきった先で合流する形になっています。

この「男坂」は急な階段位になっており、合計108段あります。これは人間の煩悩の数と同じです。男坂を1段登るごとに煩悩がひとつ消えていき、登りきると煩悩が消えていると言われています。

冬の自然を感じながらパワーチャージ

冬の高尾山は、標高600mとはいえかなり空気が冷え込みます。ですが、冬ならではの澄みきった空気に見える風景は、清々しく遠くまで見渡すことができます。体力があれば、ぜひ山頂まで行ってみてください。ただし、標高は高くなくても山なので、冬の登山に適した防寒対策をオススメします。

薬王院や、たこ杉など、様々なパワースポットを持つ高尾山で、美しい冬の景色を見ながら、パワーチャージ。山を降りる頃にはきっと心身ともに元気になっていることでしょう。

 

高尾山薬王院

〒193-8686 東京都八王子市高尾町2177
電話:042-661-1115 (受付時間 9:00~16:00)
FAX:042-664-1199
http://www.takaosan.or.jp/

<最寄り駅>
京王線「高尾山口駅」より徒歩3分、「清滝駅」で高尾登山電鉄ケーブルカーまたはエコーリフトに乗車、「高尾山駅」下車。(エコーリフトは「山麓駅」)徒歩約20分(エコーリフトは徒歩30分)
マップ:https://goo.gl/maps/cuxq1oEaPzn