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危機を免れた奇跡のパワースポット!「伊豆大島・三原神社」を巡る

こんにちは、フリーライターのFujicoです! 今回は、約30年に一度、噴火を繰り返す東京の離島、伊豆大島をご紹介します。

山から海に広がる溶岩が、火山島ならではの壮大な景色を作り出すこの島に、山頂にありながらも、溶岩流から免れた奇跡の神社があります。最後の噴火から約30年たった今でも、火口から蒸気が立ち上り、さらにその火口を見下ろすことができる三原山をハイキングしながら、この奇跡の神社へ向かいませんか? また、空へと真っ直ぐ伸びた杉林と、苔の絨毯が広がるパワースポット・波治加麻神社も一緒に紹介します。

溶岩が神殿を避けた奇跡の神社・三原神社

伊豆大島の中心にたたずむ三原山。御神火と島民から呼ばれる三原山は、伊豆大島全体を見守る島のシンボルです。その山頂に、1986年の噴火の際、溶岩流から奇跡的に免れた三原神社があります。

山頂までは「三原山頂口」というバス停・駐車場から徒歩で45分と、軽いハイキング程度。伊豆大島には2つ港があり、各港から「三原山頂口」に向かう場合、どちらも車で20〜25分ほどかかります。バスを使う場合は、大島バスの三原山ラインまたは、レインボーラインに乗り、「三原山頂口」のバス停で降りましょう。三原山ラインが「三原山頂口」に向かうメインのバスとなり、より本数が多いものとなります。バスを乗る際の注意として、時間によって当日船が発着する港より出発するので、事前にチェックが必要です。当日の港は、東海汽船のホームページより確認することができます。

三原山頂口から三原神社までは、「山頂遊歩道」ルートに沿って登り、徒歩約45分でたどり着きます。

では三原山頂口から早速登っていきましょう。

登山途中は、ススキ畑や溶岩が一面に広がるスポットも

駐車場から徒歩1分もたたない場所に、撮影スポットがあったのでパシャり。山から黒く流れているように見えるものは、溶岩だそう。噴火した姿が今もなおはっきりと残っています。コンクリートで整備された歩きやすい道。その道に沿って進んでいけば、秋・冬にはススキ畑が。太陽の光を浴びて、ススキが金色に輝き、何とも美しい風景を堪能できます。

春・夏は山の色が茶色から緑になり、青々と茂る木を眺めながら、頂上を目指すことができます。山から流れた溶岩が、360°一面に広がる旧歩道があったり、休憩所から山の麓、そしてその後ろに広がる広大な海を見下ろせたり。いくつかの絶景スポットを挟みながら、山頂へと向かっていきます。

溶岩が神社を避けた痕跡も見られる! 奇跡の三原神社

駐車場より約45分。坂道が平坦になっていき、すぐに見えるのがこの三原神社です。いつ出来た神社なのかは不明ですが、300年以上前から三原神社があることが、資料として残っているそう。

大きな岩の横に負けないぐらい立派に佇む鳥居。その鳥居をくぐり、目の前に広がる絶景を堪能しながら道なりに進むと、もう一つの鳥居が出てきます。そしてその奥にあるのがパワースポット・三原神社の神殿です。

溶岩が神殿の後ろギリギリまで迫っていますが、神殿の直前で両側へと流れを変え、山の下へと流れているのがわかります。なぜ溶岩が進路変更して進んだのかは、定かではありません。強力なパワーを持ち、島民から長く愛されてきた三原神社だからこそ起こった奇跡の出来事なのでは、と考えられています。

また、条件がよければ、鳥居越しに富士山が見えるそう! 今回は鳥居越しに富士山を見ることはできませんでしたが、別日に島から立派な富士山を見ることができました。富士山からもたっぷりパワーを頂きましょう。

火口を見下ろし、地球の息吹を感じよう!

三原神社から徒歩10分程度でたどり着くのが、火口展望台。巨大な火口と、周辺には蒸気が上がっている姿が見られ、この山が生きていることを感じられます。火口をしっかりと見下ろしたい人は、お鉢巡りをするのがおすすめです。

お鉢周りをすれば、もっと高いところから火口の底を見下ろすことができ、火口の反対側には、真っ黒な砂漠が続く火星のような空間「裏砂漠」を見渡すことができますよ。

杉林と苔が生い茂る神秘的な神社・波治加麻神社

泉津というエリアにある波知加麻神社。数年前までは島民でも知らない人がいるような、知られざる神社でしたが、近年、杉林と苔が生い茂る姿、そしてどこか不思議な雰囲気に魅了された観光客が、多く訪れ始めています。光が空から差し込み、杉の木に輝きを与える姿はまるで自然の芸術。

参道を通って少し森に入るとたどり着くのが、木々に囲まれた神殿。ここからずっと、地域のこと、伊豆大島のことを見守ってきたかのような風格。ジブリの映画に出てきそうな雰囲気でもあります。

宮司様がずっといたり、お守りをいただけたりするような神社ではありません。ただ、この歴史と自然が混ざり合った姿が、私たちにパワーを与えてくれているような気がします。

時を重ね、地球が変化を繰り返し出来上がったこの2つのパワースポット。大地から溢れるエネルギーをたっぷり浴びれば、きっと心身ともに浄化されるはず。是非この自然が作り上げた神秘を見に、伊豆大島に訪れてみてはいかがでしょうか?

■ 三原神社

住所:東京都大島町野増火口三原大明神
http://www.izu-oshima.or.jp/work/look/mihara.html
<最寄りバス停>
大島バス「三原山頂口」から徒歩約45分
マップ:https://goo.gl/maps/HVR691hS7jC2

■ 波知加麻神社

住所:東京都大島町泉津字木出場
<最寄りバス停>
大島バス「椿トンネル」から徒歩約15分
マップ:https://goo.gl/maps/VDzaecQeSkB2

 

Fujico:プロフィール

2015年に独立。ライター、地方のPR、翻訳、プロジェクトディレクターなど幅広く活動を行う。伊豆諸島をこよなく愛し、伊豆諸島のインバウンド事業も行っている。

HP:
https://note.mu/fujico_writer/n/n555b4ccecc00
http://tokyoislands.jp