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令和最初のお正月はインスタで話題の絶景神社へ! 初詣で行きたい山口県長門市「元乃隅神社」

秋風が心地よい季節となりましたがORIHIME読者の皆さまはいかがお過ごしでしょうか? 北海道の観光業界に携わる仕事をしているライター兼ディレクターの月夜野と申します。そろそろ年末年始の旅行先を考え始める方もいらっしゃる頃かと思います。今回は令和最初のお正月を迎えるにあたり、初詣におすすめの「元乃隅(もとのすみ)神社」をご紹介いたします!

“日本のもっとも美しい場所31選”に選ばれたインスタ映え神社

元乃隅神社(旧称・元乃隅稲成神社)は、山口県長門市の日本海に面した場所にある小さな神社です。海を見渡すことができる抜群の立地と、幾重にも連なる鳥居のトンネルが特徴的で、インスタグラムなどで一度は目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。論より証拠、まずは動画でそのフォトジェニックな姿をご覧いただきましょう。こちらは今年の初詣の様子です。

アメリカのテレビ局CNNが2015年に発表した「日本の最も美しい場所31選」の一つに選出されると、メディアの注目やSNS人気が一気に高まり、その知名度を全国へと広げて行った元乃隅神社。これにより外国人を含む県外からの観光客の参拝が急増したそうです。参拝客は今でも増え続けているとのことで、人気の高さがうかがえますね!

「日本のもっとも美しい場所31選(CNN/https://www.cnn.co.jp/travel/35064039.html)」を具体的に見てみると、神社として選出されているのは世界遺産である広島県の厳島神社と元乃隅神社の2社だけになります。つまり、日本で1番か2番目に美しい神社と言うことができます。あくまでCNNセレクトではありますが、全国に8万以上もの神社がある中の2つですから、これは快挙と言って良いでしょう。そんな、日本有数の美しさと絶大な人気を誇る神社へ初詣に行けたら、なんだか良い1年が過ごせそうな気がします!

旧称「元乃隅稲成神社」に隠された秘密とは?

元乃隅神社にお祀りされている神様は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の2柱で、使いのキツネが地元の漁師・岡村斎氏の夜枕に立ち「吾をこの地に鎮斎せよ」と告げたそう。岡村氏はそのお告げに従い昭和30年、元乃隅に2柱を祀ったとあります。神の使いがキツネであったことから、境内にはキツネの石像なども鎮座しています。

さて、元乃隅神社の名称はもともと「元乃隅稲成神社」だったのですが、これは増え続ける外国人観光客にもわかりやすいように改名したのだそうです。本来宗教法人を取得している神社が途中で改名することはないそうですが、元乃隅神社は宗教法人を取得しておらず、現在でも岡村氏個人の所有物という位置づけであるため改名が叶ったようです。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、全国に3万社以上ある「いなり神社」は「稲荷」と表記するのが一般的ですが、元乃隅神社の旧称は「稲成」と表記します。これは全国で唯一「稲成」の字を使う島根県「太皷谷稲成神社」の分霊であるためとされていますが、元乃隅神社の御利益「願望成就」の「成」にも由来しているようです。

初詣で楽しみたいポイントはココ!

【1】日本一入れるのが難しいお賽銭箱で運試し!

元乃隅神社のお賽銭箱は日本一入れるのが難しいと言われています。それもそのはず、なんとお賽銭箱が鳥居の上に設置されているのです! 高さおよそ5メートル。入ると願いが叶うと言われているため私も何度もチャレンジしたのですが、結局入れられませんでした。たくさんの人がお賽銭を入れようと鳥居の下に集まっています。そして、見事お賽銭を入れられた人には周りの方から拍手が起こっていました。そんなアットホームな雰囲気も、元乃隅神社の魅力かもしれません。

お賽銭を入れるにはちょっとしたコツがあります。ご自分で試したい方は【2】まで読み飛ばしてくださいね。

ではコツをご紹介。まずコインは重たいものを選びます。1円や5円では軽すぎてなかなか飛んでいかないので、力のない人ほど重めの硬貨を選ぶのがオススメです。そして、野球のように上から投げるのが得意な方は、鳥居から少し離れて遠投するような気持ちでふんわりと投げると良いでしょう。ソフトボールのように下から投げるのが得意な方は賽銭箱の真下から真上に向かって投げると良いようです。

なかには1回で入れられた人やお子さんでも入った人がいたので、決して不可能な距離ではないはず! ぜひ運試ししてみてください。

【2】フォトジェニックな写真を撮ろう!

元乃隅神社の醍醐味と言えば、やはり延々と続く朱色の鳥居。縁起が良いとされている123(ひふみ)基の鳥居が全長100メートルに渡ってトンネルを形作っています。上からも下からも、西からも東からも、どの方角から撮ってもフォトジェニック! ぜひあなただけのお気に入りの風景を見つけてください。

海の青さと木々の緑、そして鳥居の朱色を生かしたフォトジェニックな写真を撮るには、午前中の参拝がおすすめです。影が落ちず、より綺麗な写真が撮れるでしょう。初詣期間は想像を超えた渋滞が起こりますので、ご注意ください。

【3】運が良ければ見られる「龍宮の潮吹」

元乃隅神社のお社は切り立った崖の上にあります。鳥居のトンネルを抜けて海岸の方へ降りてくると、「龍宮の潮吹き」と呼ばれる噴潮現象を見ることができます。条件が合わないとなかなか見られない現象ではありますが、秋から冬にかけて、北風が強く吹き波が高い時によく出現するそうなので、初詣で見られる可能性は十分にあります。時には噴き出した飛沫が30メートルに上ることもあるのだそう! ゆっくりと散策しながら潮吹きを待ってみるのも良いでしょう。ただし、潮風で体が冷えてしまわないよう暖かい服装で行くのがマストです。

【4】旅の記念にオリジナルグッズをGET!

元乃隅神社の第一駐車場に面したところには売店も併設されています。連なる鳥居がモチーフとなったトリィネコのオリジナルグッズのほか、地元で採れた野菜や米、海藻に加工品などの特産品を販売しています。ちょっとしたお土産にぴったりなので、ぜひ覗いてみてくださいね。

元乃隅神社へ初詣に訪れる際の注意点

■ 渋滞について

訪れる参拝客が年々増え続けている人気の神社だけに、渋滞は避けられません。ネット上にある記事をいろいろと読んでみたところ、渋滞が始まってから実際に参拝出来るまでに4時間かかったという記述もありました。私が訪れたのは今年の1月2日で初詣まっただ中という時期でしたが、4時間も待つということはありませんでした。しかしながら1時間程度はかかったように記憶しています。思った以上に渋滞していたことは確かですので、時間には余裕を持って訪れるようにしましょう。

■ トイレ・コンビニ・スタンドについて

神社周辺にはコンビニやガソリンスタンドがありません。細く曲がりくねった県道をひたすら走ることになりますので、国道191号線から県道に入る前に買い物や給油を済ませておきましょう。トイレも大変混み合いますので、コンビニなどで済ませておくと安心です。

■ 駐車場について

神社付近は一方通行となり、係の方が空いている駐車場へと誘導してくれます。どこに停められるかは行ってみないとわからない状況となりますので、歩きやすい靴で行くのが良いでしょう。境内を含め、この辺りは高低差のある坂道になります。

■ カーナビの利用について

カーナビを利用する際、「元乃隅神社」または「元乃隅稲成神社」で表示されない場合は「龍宮の潮吹」で設定すると良いでしょう。

 

<まとめ>

日本でもっとも美しく、もっともお賽銭が入れにくく、インスタ映え抜群のフォトジェニックな神社。令和初のお正月は山口県長門市へ元乃隅神社を訪ねる旅に出てみてはいかがでしょうか。きっと素敵な新年が迎えられることと思います!

【元乃隅神社】

住所:山口県長門市油谷津黄498
電話:0837-26-0708(長門市観光案内所)
開館時間:5:30~17:30 ※夜間の立入・撮影は禁止
元乃隅売店営業時間:10:00~17:00 ※イベント時変動あり
駐車場:乗用車/第1駐車場92台・第2駐車場24台、二輪車/約20台
駐車場料金:乗用車/1時間300円・超過1時間ごとに100円最大500円、二輪車/100円
HP:https://nanavi.jp/sightseeing/motonosumiinarijinja/
<マップ>
https://goo.gl/maps/rehqxsRtM9jChpo16

 

月夜野:プロフィール

旅行情報誌のエディターを経験した後、フリーランスでライター、ディレクター、デザイナーなど、旅行や観光に関するなんでも屋さんをやっています。夫も同じ業界でカメラマンをしているので、夫婦二人三脚、常に旅をしながら神出鬼没で暮らしています。最近とうとう動画制作のためのミラーレスカメラ、レンズ、スタビライザー、照明、マイクを購入!請求が来るまでの1ヶ月間は楽しく撮影できそうです♪

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